パシフィックヴィジョン株式会社 地図情報事業部は、世界最大の地図供給会社「イースト・ビュー・ジオスペーシャル社」の世界中の地形図、GISデータ等の日本代理店を務めています

パシフィックヴィジョン株式会社 地図情報事業部について
人類は『大きな世界』をコンパクトに認識するために地図を作り出し、『小さな世界』をとらえるために顕微鏡を発明しました。

探求を進めるにつれ『大きな世界』(=人類の活動舞台である大地や海洋)への人の働きかけが『小さな世界』(=微生物やウィルスなどの世界)にも影響を与え、逆に『小さな世界』の事象は『大きな世界』へ影響を与え続ける。その連関性は生活圏から産業圏、やがては地域規模、地球規模の問題として現れることは多くの人が認識するところとなっています。

人口は爆発し、資源の枯渇も叫ばれて久しい今日。新たな視点での世界構成を把握したいとする声は日増しに高まり、私たちを取り巻く大地や水を基盤に多くのソースが盛り込まれたGIS(地理情報システム)を必要とし始めました。

現在では、研究・開発から生活、行政のうえでの適切な判断にGISを用いて行うことが格段に多くなってきています。空間の基盤である地図情報は、様々な領域をこえて結合し新たな情報が見えてきます。また、結合したものを再分解して、加えられた情報を元にさらに詳細に探索する。デジタル化された空間で何度でも再構築を繰り返し検証できることは大きなメリットです。

地図情報事業部では、世界最大規模の地図供給会社であるイースト・ヴュー・ジオスペーシャル社(EVG社)の製品を中心に、地図情報を多様な形でお客様にお届けしています。


Eastview Geospatial社  沿革と概要
イースト・ビュー・ジオスペーシャル社(以下EVG社)は、権威ある地理空間データとGISの生産サービスとソリューションのリーディングプロバイダです。

EVG社はアメリカのミネアポリスに本社を置く、世界最大の地図供給会社です。製品のほとんどはGISVector化され、注文によっては指定の最新データにしてご提供いたします。またGIS VectorだけではなくGeo Tiffであれば世界のどの地域でもご提供できます。

数メートルオーダーの精細なDEM(標高データ)、最新の人口データ、GISフォーマットでの海図類、最新の各種人工衛星画像データからアーカイブされた空撮画像、過去の地形図など地図に関係するあらゆる情報を最短の時間で提供しています。数千分の1から数百万レベルの地図情報まで各種取り揃えてさまざまなニーズに応えているのがEVCの地図製品群です。

EVG製品のクライアントには各国政府機関、空間解析会社、大学、調査会社など膨大な機関、企業があります。地図製品の提供だけではなく、関連する業務の全般もサポートしています。空間データベースの設計構築、各言語の翻訳(GISデータのアトリビュートを含む)、解析から技術コンサルティングまであらゆる要望に応えています。またそれに応えられる専門スタッフを擁しています。

EVG社は特に大縮尺で詳細な地形図類を取り揃えています。また人工衛星最先進国のアメリカ国内においても主要な供給会社の位置を確保しています。多彩な人工衛星画像を安定して提供できる数少ない会社なのです。

EVG社はソ連の国家地図局の作り上げた地図と海図を正式に引き継いだ会社です。 これらの地形図、地質図、海図製品は多くの会社が取り扱いを望みましたがEVG社が取り扱い発展させています。

また、1996年から独自のGISデータを作りはじめ、現在では世界中の国を含むクライアントが注文をしており、現在最も新鮮で独自の空間データを提供しています。

特に地図情報の非常に入手しにくい第三世界の地図情報はEVC製品の独壇場ともいえます。アフガニスタン、イラン、イラク、北朝鮮、トルコ、中国、ケニヤ、キューバなど問題を多く抱える場所の情報は 他では入手できません。

East View Geospatial North America Minneapolis, USA