[ジオ・コラム]#2:タウンメモリーマップ

記憶と記録を合体させる《タウンメモリーマップ》


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神戸市御影(東灘区の酒造メーカーの集中している区域)の戦前の写真アーカイブ

このフラッシュ画像は、第二次世界大戦で米軍の空襲を受けて焼かれる前の神戸市の御影の画像です。御影は灘の酒の拠点で江戸時代から栄えてきた有名な場所です。画像には菊正宗をはじめとして老舗の酒造メーカーの蔵や施設が立ち並んでいるのがわかります。焼かれて消えてしまったものは二度と元には戻りませんが、アーカイブの写真を用いて、当時の施設や学校などを特定すると、往時を辿ることができます。人の記憶とともに消え去ってしまう街の姿を残す手段として試みた画像です。

*この画像は米国公文書館の写真、地図の収蔵庫から検索して得た画像を基にして作成しています。それに基づいて、当時を知る方々の記憶から場所を特定して作り上げたものです。

*パシフィックヴィジョンでは日本全国の市町村についても、同様の手法で記憶と記録を地図の形で残すサービスを承っています。お気軽にお問い合わせください。

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